アルカリイオン水について基本的な知識をまとめました

今やどこでも買える身近な存在となったアルカリイオン水。でもどんなものかしっかり把握できている方はそう多くないと思います。ここではアルカリイオン水についての基本的な知識をまとめています。
アルカリイオン水とは

アルカリイオン水は、大きく分けて二つあります。ひとつは整水器で人工的に電気分解することで作り出す水で、もうひとつはアルカリイオンの成分を含んだ自然水です。
どちらのアルカリイオンも体にとって嬉しいものではありますが、人間の手を加えず自然水そのままのアルカリイオン水は、からだを活き活きとさせるミネラルバランスに優れており、なにより適度な酸素と炭酸ガスによって人工のアルカリイオン水よりも美味しいと感じられる方が多いのです。(具体的な数値で表現できないのがもどかしいですが、ぜひ一度飲み比べてみてほしいです。)
アルカリイオンの具体的な特徴として、
- クラスターが小さいため体内への吸収や排泄機能の改善が期待できる
- 含有されるほどよい酸素と炭酸ガスにより口当たりとのど越しが良い
- 豊潤作用があり、料理を美味しくしたりお肌の調子を整える
などがあります。
下記にてさらに細かくアルカリイオンについて定義や特徴について説明しているので、ぜひ参考にしてください。
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アルカリイオン水とは?飲用時の注意点

アルカリイオン水を飲む際には、注意点、というか気に留めておきたい点がいくつかあります。
まず、飲む際には加熱殺菌をしない、ということ。加熱してしまうと美味しさのもとになる適度な酸素や炭酸ガスが抜けてしまい、思ってた味と違う、ということにもなりかねません。またミネラルバランスが崩れ、本来の栄養を適切に摂取できなくなる可能性があります。
これは、アルカリイオン水の製造過程でも同じことが言えます。天然水と言えどもそこらへんに流れているような川の水には、様々な菌が含まれているためしっかり除菌しなければいけません。その際に加熱殺菌をしている水だと上記の理由で本来の美味しさや栄養を摂取できない可能性があります。
本当に高品質な水は、地下の層によって数百年~数千年かけて不純物がろ過されるので、加熱する必要がなく、水本来の美味しさをそのまま楽しめます。
また、一度に大量に飲むことも気をつけたほうが良いかもしれません。アルカリイオン水はアルカリ性なので、酸性である胃酸を中和させてしまい、消化力を弱めてしまうことがあります。もちろん適量を数回に分けて飲む分には全く問題ありませんが、
- 胃腸が弱い
- 水分摂取量が多い
と二つとも当てはまる方は、150~200mLを数回のむ、と意識すると良いでしょう。
※治療中の病気や服用している薬がある方は担当医師と相談した上で飲んでくださいね。
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アルカリイオン水を飲む際の注意点